あずのぅるの健康日記

健康!元気!爽やかに!

睡眠不足は病気のもとになる!

睡眠不足によって引き起こされる病気について

 

先日の記事で、睡眠不足が与える心身の影響についてまとめさせていただきました。

 

今回は、睡眠不足が、持続すると引き起こされる病気についてまとめます。

 

ただの寝不足から、重症な病気を引き起こすトリガーになりますので注意してください。

 

睡眠不足からくる病気

生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧)

生活習慣病と聞くと、肥満な人など、偏った食事や運動不足を創造すると思いますが、

先日の記事にも書きましたが、睡眠不足は肥満を助長させます。それに、

睡眠不足から、生活のリズムが狂い、ストレスの解消が困難になり、偏った食事や運動不足、喫煙、飲酒がなどの健康を害する生活習慣ができやくなることから、生活習慣病の発生リスクが高くなります。

 

・腎不全などの腎疾患

腎臓は、血管の集合体「糸球体」で構成され、血液中の老廃物や不要物をろ過して尿にして排出する機能があります。

睡眠不足によって、免疫力が低下することによってろ過する機能が落ちてしまいます。

ろ過する機能が落ちることにより、体に不要物が溜まることでより、免疫力が下がり、腎機能が落ちるという悪循環が生まれます。

 

糖尿病は、血中の糖分が多い状態のことをいいます。血管内の糖分は、血管を傷つけます。

そのため、腎臓は血管の集合体のような臓器のため、糖分により傷つけられ、腎臓の機能が落ちます。これを糖尿性腎症と呼び、腎不全の原因のほとんどがこれになります。

睡眠不足により生活習慣病の糖尿病になりやすくなり、免疫力も落ち、腎機能を低下しやすくなるため、健診結果では空腹時血糖や、HbA1cや腎機能を見るCr、e-GFRの値に注意してください。

 

脂肪肝などの肝臓疾患

生活習慣病による肥満は、肝臓にもダメージを与えます。肝臓は糖を貯め込んで分解し、グリコーゲンとして筋肉などにエネルギーを与えます。しかし、炭水化物などの糖分やアルコール(これも糖分になる)を過剰摂取すると、肥満となり、肝臓に処理しきれない糖分が貯まって脂肪肝となります。脂肪肝は肝機能を低下させ、さらにさまざまな肝臓病の原因となります。

うつ病

睡眠不足が長期間持続すると、気分や感情に関するセロトニンなどの神経伝達物質の働きに異常をきたし、、脳の機能に影響を与えて、うつ病のトリガーになるといわれている。

 

アルツハイマー認知症

睡眠不足が続くと、脳の記憶を司る海馬という部分が収縮し、記憶力や認知機能力が低下することがわかっています。アルツハイマーの原因は「βアミロイド」というたんぱく質

脳の神経細胞を破壊することで発症します。通常、βアミロイドは睡眠中に分解処理されますが、睡眠不足が続き、眠りが浅くなると、メラトニンの分泌が減ってβアミロイドがたまりやすくなります。

このβアミロイドを分解するためには、毎日の6時間以上の睡眠が必要とされています。

睡眠負債と同様、睡眠不足が続くと、少しずつ借金としてβアミロイドが処理しきれず積もり積もってアルツハイマー認知症になりやすくなる。

 

まとめ

睡眠不足によってさまざまな、病気を引き起こされることを書きました。

この記事を読んでいただければ、睡眠がなぜ大事であるのかが、伝わったもらえれば

幸いです。

現代社会において、睡眠をとることが難しい方もいらっしゃると思います。

次の記事は、どのようにして、睡眠の質を高めて、睡眠負債を抱えないようにするかを

書きますので、そちらを参考にして今後の睡眠を変えてもらえたらと思います。